蒼白事件@2010.10.05

今日の予防接種は2人とも2本で

eisukeは初めて椅子に座っての注射でした。

(3本以上はベッドだったので。)

前回から2本のロミは

『椅子に座って打つと 注射針を用意している看護婦さんが見えるから
 
いつもより痛く感じる気がするからね~。』

とか言っていて、今考えるとおどかしていたのかもしれません。

eisukeは冗談半分で怖がっていました。

順番が来て呼ばれてみると

eisukeは今まで同じ看護婦さんだったのに

前2回お世話になった方ではなく。。

lomiは少し心配になりました。

ソワソワのまま。。1本目。

2回も打ったことのある狂犬病の注射でしたが

eisukeがものすごく痛そうにしていて

腕を見ると刺した所の筋肉全体が心臓のように

ドックンドックンと盛り上がって大きく動いていました。

『これ大丈夫なんですか?』

心配して看護婦さんに何度も聞くeiちゃんを安心させようと思い

『大丈夫だよ。緊張しているからやわぁ。』と

看護婦さんとlomiは声を掛けました。

2本目が終わってみると

eisukeは顔面蒼白で歩き方がふらふらしていたので

『今日は痛かったね。でも、もう終わったから大丈夫だよ。』と

励ましたり、冗談を言いながら待合室へ行き座りました。

そして、eisukeが目をつむって下を向いた瞬間。

『う~う~う~。』と小さく唸るような息をしたので いつもの冗談だと思い

『またぁ、そんなこと言うとびっくりするやろ。』と触った瞬間

えび反りになって硬直し、白い目のまま唸り始めました。

 

それでもいまいちピンと来ず

『eiちゃん!eiちゃん!』と

胸をさすった時、からだの力の入り具合で

やっと事態が飲み込めました。 

 

『うそ。。』

 周りを見渡してたくさん人はいたけど

自分が走ったほうが速いと思ったlomiは

そのままナースステーションに走りました。

 

『主人が急変しました!』

すると、すぐに何人もの看護婦さんが駆けつけてくれ

半分ソファーから落ちかけていたeiちゃんを床におろし

顔を叩きながら『藤川さん聞こえますか?!聞こえる?!』と

何度も大きな声で言ってました。

少し意識の戻ったeiちゃんは

みんなに心配を掛けまいと

グーと親指を立てて『もう大丈夫。』と

小さな声で言いながら

そのまま動くベットに乗せられ、中へ入っていきました。

採血をして、心電図や心拍をはかりながら点滴をしました。

入院経験がないeisukeは、沢山の管を繋がれた自分がとても不思議そうでとても悲しそうでした。

意識が戻ってからは『どんなになってた?』と

待合室の椅子に座ってからの記憶がないようでした。

昔からの色んな記憶が走馬灯のように流れたのだそうです。

そのまま2時間半。。

点滴を受けながら休みました。

検査の結果は

はっきりとはわかりませんがアレルギーによるものが少し。

疲れた時に卵で蕁麻疹が出たことがあるそうなので

予防接種に含まれるトリの成分が

関係しているかもしれないという事と

精神的なものでショックが起きる人もいるそうなので

それもあるかもしれないという事でした。

なにはともあれ 生きてて良かった!!!

意識がなくなったからはとにかく必死で

でも不思議と冷静でいられたけど

ひと段落してベッドで眠るeisukeを見ていると

ホッとしたのと改めて無事で良かったって感じて

こっそり泣いてしまったのでした。

このごろとても忙しかったので

体調に気をつけなさいというメッセージかな

帰ってから、夜もまだ完全ではなかったのに

夜のフットサルの練習に行きたいと。。

『今日は行かないで。』というのに

『待っている人がいるから行きたい。お願い。』と言いながら

大好きなフットサルの指導に出かけて行きました。笑

もう元気になったようです!

3日間はお薬を飲みながら

様子を見ていきます。

 

ご心配をおかけしました。